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2011/10/10
おばあちゃんのおはぎ
元気にひとりぐらししているおばあちゃん。
わたしが住んでいた家から近かったこともあり、小さなころによく泊まりにいっていました。
おばあちゃんは三姉妹で、二人の大叔母さんは子供がいなかったこともあり私にとっては三人のおばあちゃん。月に一度のお泊まりが本当に楽しみでした。
食べきれない位のお料理を用意してくれましたが、いまでも思い出すお料理がいくつかあります。
スイートポテト、太巻き、そしておはぎ。とってもとっても美味しかった記憶があり、なんでちゃんと作り方をならわなかったのだろうな〜って今になって思います。お料理好きだったのは大叔母さんで、随分まえに天国に召されてしまっていたのです。
味わいをなんとなく覚えているだけに、いつかちゃんとあの味を作りたいなといつも思っていました。
実は6年ほど前に自分でおはぎを作ったのですが、あのときの味に全く近づけてなくてがっくり。時折思い出して作ろうと思い、やめる。
すっかり虜になっている「LIFE」に掲載されていた”おばあちゃんのおはぎ。”なつかしい感じにつくりましたというコピー、そして丁寧に丁寧にかかれたレシピをその通りに作ってみることにしました。
あんこは、しっかり甘くちょっと田舎っぽい味(いい意味で)がおいしい。でも、子供のころ食べたのはもうちょっと甘かったかな〜。あと、レシピ通りに作りましたが、お米と餅米の比率が少し思い通りにいかずちょっと固め。
ま、もちろんそんなすぐに成功するなんて思っていません。場数、場数。
この秋こそ、ちゃんと自分の味を見つけようと思います。
おいしい珈琲とおはぎってあうなぁ。これはこどものときとは違う食べかた。うふふ。
10:49 午後 [手作りスイーツ(他)] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック
2011/10/02
花のアトリエ こすもす 金沢
8月お盆その2のお話。もう涼しくなってきたのに写真が寒そうですね。。
金沢に帰ると、忙しい時間をぬって遊んでくれる亜沙子ちゃん。実は10数年ほど前に、金沢で働いていたときの同僚。
当時は、互い白衣を着て大学の研究室で静かに試験管やカルテを眺めて仕事をしていた私たちです。
が、彼女はいまではパートナーと韓国中心部に「雨之日珈琲店」というとてもすてきなカフェ開きながら、書道家としてのんびりとだけど刺激的な毎日を過ごしているようです。
地元に帰ると、楽しい友人がいるのは本当に幸せ。毎度刺激をいただいています。わたしが帰省の度に金沢の楽しさに気づくのは彼女のおかげといっても言い過ぎではないかな。ありがとうね、いつも。
今回のデートの場所は、とてもユニークですてきなお花屋さん「こすもす」。
お店は、昭和初期に建てられた木造3階建ての町家。もともとは薬局のそのたたずまいを最大限に生かしながら、花がいきいきと飾られているお店として注目されているお店とのこと。
そして何よりも驚きなのは冷蔵庫がないお花屋さん。最近ではそのようなお花屋が増えているようですが、花の美しさを考えると冷蔵庫での保存は彼女の考えにあわなかったようです。
そのため7,8月はお花の販売はお休み。ただ私たちが伺った日は、ギャラリーで展覧会をされているので特別にお花がお店に飾られていました。
この日は「花とガラス展」という展覧会を開催していたので、1階はなぜかかき氷屋さん。モカジャバ、レモンと蜂蜜、デラウエア、白花豆からシロップを選び、さらにガラス展の作家さんの器を選び、かき氷を食べるというとても贅沢な時間を過ごさせていただきました。
よく見る、鮮やかな色のものとは違いますが、こういうかき氷もっともっと増えるといいですね。
とてもとても美味しくいただきました。
わたしはお花にはほんと詳しくはないのですが、豪華なアレンジメントや生け花よりもさりげなく飾られているお花が大好きです。その季節、そのときの気分がちょっとだけ変わるくらい。できれば家の食卓にも飾っておきたいなぁって思うのですが、なかなか毎日はそうはできてはいませんけどね。
秋には、ももの七五三で金沢に帰るので、ふらりお店にお邪魔してみようかと思います。どんなお花が並んでいるのでしょうね。
花のアトリエこすもす
金沢市安江町5-14
tel 076-222-8720