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2011/06/04

フライパン六味 一滴 金沢

六味一滴

南窓之下随意坐 喫君瓜兮舉我觴

お店に入ると、そう書かれた書が飾られています。

江戸の歌人良寛さんが書かれた詩の一節で、

(良寛さんが、はるばる庵を訪ねてきた客に)
何もおもてなしはできませんが、どうぞ南向きの窓の下をご用意しましたので、あなたに頂いた瓜をつまみに觴(さかずき)を交わしませんか。

という意味だそうです。

私はあまり良寛さんのことは詳しく知らないのですが、心優しい人柄とほっとする詩は時々耳にしたことがあります。

1ヶ月前になってしまうのですが、この書を書いたあさこちゃん、彼女から紹介してもらったお店「六味 一滴」さんに主人とランチにいってきました。
小さなこどもがいるので、預かってもらえる人がいるときくらいしか夫婦でご飯にいけなくなってしまいました。この日はおばあちゃんに見てもらって、こそっと二人です。

もともと金沢の人気店a.k.aで腕をふるわれていた方が独立されて開いたお店とはきいていたので、おいしいだろうといった期待は高かったのですが
その期待どおりとても楽しいそして幸せな時間をすごさせてもらいました。金沢の繁華街木暮町通りの奥にあります。黒い壁に白木の店構えが目印、とても素敵なお店です。金沢にこれから旅行行かれる方ぜひコースのひとつにどうぞ。

お昼のコースは3種類あって、この日はせっかくなので贅沢してミニコース(3500円)をいただきました。

六味一滴

きれいな器で、やさしい味わい。
鯛のこぶ締めは、口にいれるとふわーっといい香り。穴子丼もおなかいっぱいだったのですが、おいしいおいしいと思っていたらおなかにするっと入ってしまいました。

デザートは甘酒のジェラート。とっても大人な気持ちになりました(ってじゅうぶん大人なのですが)。
メニューは季節ごと1ヶ月程度でかわるようです。

また金沢に帰ったらお邪魔したいです。次はゆっくり夜お酒飲みながらかな。
しかし家の近くにあるといいな。。。

六味 一滴(ろくみ いってき) ※要予約
金沢市木倉町5-6
tel:076-225-7016

11:05 午後 [金沢] | 固定リンク

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